「くりっく365」とは、2005年7月より東京金融先 物取引所に上場された日本唯一の
公設市場で行う外国為替証拠金取引です。
外国為替証拠金取引には、
公設市場で行われる取引所為替証拠金取引(=くりっく365)
私設市場で行われる非取引所為替証拠金取引(=非取引所取引)
があります。
くりっく365は、非取引所取引と比べて
「より有利な条件での売買」
「より安全な環境での売買」
「より低廉な売買での取引」
をすることができるのです。
「くりっく365」では、預託証拠金は取引所に全額預託することが義務づけられています。
そのため、取引所取引に参加している業者が万一破綻しても、
資産は、金融先物取引法の法的な保護を受けます。
また、「くりっく365」には税法上のメリットがあります。
これは、「くりっく365」だけの特別なメリットなのです。
他のFXは、このメリットを受けられません。
収入の高い方には、相当な優遇になります。
1.「申告分離課税」の対象となります。
所得金額 くりっく365
申告分離課税 非取引所取引
総合課税
200万以下 20% 10%
200万超330万以下 20%
330万超700万以下 30%
700万超900万以下 33%
900万超1800万以下 43%
1800万超 50%
給与所得のある人にとっては、相当なメリットですね!
2.他の商品で発生した損益との間で、損益通算が可能です。
2005年7月1日以後に「くりっく365」で生じた損益は、
日経平均先物などの取引所有価証券先物取引、
金先物などの取引所商品先物取引で発生した損益と損益通算した金額を
課税申告することが可能です。
つまりは、くりっく365は損したものを引いて、税金を払えばいいのです。
また株式で損した場合と、相殺することができます。
くりっく365以外は、損した分をカウントすることができないのです!
FXでは儲かったけど、株では損しちゃった・・・なんて人には嬉しすぎる制度です!
3.損失が発生した場合、翌年以降に損失を繰り越すことが可能です
2005年7月1日以後に「くりっく365」で生じた損失の金額のうち、
その年に控除しきれない金額については、確定申告により
翌年以後3年間にわたり、申告分離課税となる先物取引に係る雑所得等の金額から繰越控除できます
「三貴商事」は、平成17年9月26日付で金融庁への登録ずみ
「低スプレッド・高スワップ」
くりっく365なので、このあたりは、文句なしです!
米ドルで3銭
取引手数料は片道147円!(平成18年9月末まで)
但し1万単位・・・デイトレは、決済手数料63円です。
くりっく365の注意点(重要!)
くりっく365は、ファーストイン・ファーストアウトという仕組みです。
つまり、米ドルを7/1に、120円で買いました。
さらに7/2に、118円で買ったとします。
そして、米ドルが119円のときに、118円で買った米ドルを決済、ということができないのです。
つまり、最初に買ったもの(120円のポジ)から、決済しなくてはなりません。
非常に理不尽なのですが、税金のメリットが大きいこと。
指定決済ができるような方向ですすんでいること。
がありますので・・・
各通貨がド〜ンと下げたときに、各1ポジだけ建てるという使い方がオススメです。
普段は他の口座で頻繁に売買し、暴落時にくりっく365で「1ポジ買い」します。
あとは、上がるのをのんびり待つのみ。
どんなに利益がでても、20%でいいというメリット。
使わないテはありません!