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相場変動リスク
相場が自分の想定とは逆の方向に大きく動いた場合、取引きで損失が発生する可能性があります。FX会社によっては、一定以上損失が膨らむと決済するかそのまま続けるかを聞いてきたり(マージンコール)、証拠金がなくなる前に強制的に決済を行ったりする(ロスカット)システムがありますが、その条件は会社によって異なります。


金利変動リスク
FXでは、買っている通貨と売っている通貨の金利差の調整額(スワップ金利)が毎日、発生します。
しかし、このスワップ金利は状況によって変わるため、それを狙っていたのに付かなくなったり、あるいは逆に負担しなければならないこともあります。
さらに、通貨ごとの金利が大きく動くと、それが理由で為替相場自体が大きく変動する場合があります。


流動性リスク
市場の混乱で通貨の売買が一時的に難しくなり、その間に相場が大きく動いて損失が膨らんでしまうことです。
アメリカ、日本、EUなど主要国の通貨であれば、まずそういうことはないでしょうが、
それでも大地震や戦争などの際にはどうなるか分かりません。
新興国の通貨では、政治的、経済的な状況によっては、より発生する確率は高いといえるでしょう。


信用リスク
取引きしているFXの会社が倒産したりすることです。
FXは基本的にFX会社との間での取引きです。
取引きの注文は外国為替市場につながれるとしても、証拠金そのものはFX業者に預けています。
現在、「信託保全」といって、信託銀行に証拠金の一部を、FX会社の資金とは分けて保管しているケースもありますが、証拠金の全額が対象となっているとは限りませんし、全部のFX会社がそうしているとも限りません。
したがって、FX会社が倒産すると、預けていた証拠金が戻ってこない危険があります。
その意味でも、FX会社の選択は非常に重要です。


システムリスク
FX会社との取引きに使うシステムなどにトラブルが発生し、売買の注文が一時的にできなくなり、その間に損失が膨らむリスクです。
現在、FXの取引きは、インターネットを利用し、パソコンの画面上で行うのが主流になっています。
そのためのシステムを各社、開発し、利用者に提供しているのですが、システムの不都合がないとはいえません。
また、自分が使っているパソコンの調子がおかしくなったり、通信回線がなんらかの事情でつながりにくくなったりすることも考えられるでしょう。

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